嬉しい、こういうのは本当に嬉しい
最初に…明日の中3生の補習は13時開始です。今日の帰り際も確認していた生徒がいましたので、
念のためここにも記しておきます。
昨日一度間違えて時間がアナウンスされてしまって、今日修正しましたがくれぐれも間違いの無いように。
で、本題です。
今までもこういうことがあったのかもしれませんが…
僕は初めてでした、このケース…
定期テスト3が終わった時点での定期テスト4の範囲発表。
ある中学のある学年のある科目限定ですが。
これって本当に良いことだと思います。
特に理社…この2科目はいまだに学校によって進め方に差があります。
社会も地歴直行型に近い学校もあれば、あくまで併行型の学校もありますし、
分野という言葉が無くなった理科も学校によって生物から進める学校と化け(物理)から始める学校もあります。
そんな中でこうして範囲を提示して貰えると、「頑張りたい」中学生にとってはプラスしかないと思います。
実際、塾講師の立場としても助かります。
今日それを僕に教えてくれた生徒は、早速その教科の勉強に取り組んでいました。
「テスト範囲が出されたから何とか頑張りたい!」と。
学年上位に位置する子ではありません。
定期結果も前回が14番アップ、そして今回がそこから2番アップと本当に一歩一歩進んでいる子です。
でも、そういう子が必死に今できることを考え、すべきことを考え、一生懸命に勉強している…
もう、嬉しさしかありません。
僕は勉強も世の中の大半がそうであるように、みんなが平等だとは思っていません。
覚えが早い子もいれば、ゆっくりの子もいます。
理解が早い子もいれば、ゆっくりの子もいます。
でも、だからどうした?
僕はそう思います。
ゆっくりなら、その分スタートを早くすればよい。
ゆっくりなら、その分時間をかければよい。
そうして、己の努力でしっかりと前進していけばよいんです。
素晴らしいじゃないですか。
なまじ能力があるから、ほどほどで済ますこと、
徹底的に努力して、何とか前進を続ける子。
社会に出てから、周囲から必要とされるのはどっちなのか?
社会に出たとき、周囲から応援されるのはどっちなのか?
社会で壁にぶち当たった時に超えるすべを持っているのはどっちなのか?
話が逸れましたが、僕は学校と民は共闘して子どもたちを成長に導けるように全力を尽くすべきと思っていて、
そういう意味でも(自分勝手な都合ですが(笑)今回の範囲提示は大歓迎でした。
塾でもそうですが、当然中学校には年間の指導計画が存在します。
学校行事で多少の誤差は生じるでしょうが、それでも「大まかな」範囲・指導計画が子どもたちも分かれば、
家庭学習の取り組みも変わってくるのではないかと思います。
こういう学校が増えてくれたら…
嬉しいな~なんて思いました。
ということで、今日はもう少しで帰宅です。あとは家で再開です。
おし…がんばろ!