LINEをどう考えるか

各方面でも話題に上っていますし、僕自身尊敬の念を抱く先生でもそれを取り上げている方がいらっしゃるLINE…

これまでも塾内報であるキャンパスニュースでも数回取り上げてきましたが、今日現在の僕の想うこと…

このLINEが中学生に対して持つ役割は

①いじめ発生装置

②いじめ倍増装置

③陰険な若者育成装置

④中学生の不規則生活への招待状

⑤朝まで生テレビならぬ朝まで生LINE

もうですね…

これ、本当に害以外の何ものでもない…

そもそも子供たちが親の見えないところでそんな健全なやり取りを行うはずもなく…

どんどん悪態をつき、陰口をたたき、人の心の痛みも分からなくなるマヒ状態へ迷い込んでしまう可能性の方が圧倒的に高いわけです。

にも関わらず…

そうなることが分かりきっているにも関わらず、

それを止められない現状…

「今」の楽しさの為に、

「今」その場にいなければならないという不安を拭う為に、

「今」返信しなければならないという強迫観念にとらわれるかのように…

中学生が本来すべきことに割く時間を奪い去ってまでも、

そこに費やされてしまう時間。

「今どき」なんて簡単に片付けて良いモノではないはずなんです…

少なくとも、そのLINE上で夜な夜な行われている中学生のやり取りを見てしまったら、

そのやり取りが当たり前に朝方に行われているという事実を知ったら…

僕はそれでは済ませられない…

勉強する時間は作れないけど、LINEする時間はある…

そんなことを当たり前に口にする中学生が、この先どういう道を歩んでいくのか?

それは想像に難くないはずです。

今楽しいと感じるそのやり取りが、半年後にも記憶に残っていることはないのに…

今苦しいと感じることこそが、未来を創っていく種となっていくのに。

今育んでいると思い込んでいる友情?の影には、それによって傷つく子を産んでしまっている可能性だってあるのに…

今育むべきは、同じ目標に向かって走る本当の友達との友情だというのに。

LINE…

そんな簡単に繋がるのが真の友人ではないのに…

話がそれましたが、まぁ…

僕は中学生がLINEをするのは猛烈に反対だということで…