僕が感じている謎…
さてと…
今日は授業後、ある保護者様からの情報を元にキャンパス周辺地区をパトロールし、その後掃除、片付け、MTを終え、
ちょっと調べ物をして今に至ります。
しかし…パトロールで思いがけずに発覚したことが…
3年生男子よ…早くお家に帰りなさい…
明日も発見したら、車からお仕置きだわよ…
さてと、そんで表題の件です。
僕が最近感じている謎…というか、不思議でしょうがないのが、
勉強に対しての時間の意識です。
ここ最近、直接話している生徒もいますが、
例えばサッカー…
中学生であれば30分ハーフですか?まぁ、1試合で60分だとしましょう。
で、その1試合60分の為に平日で2時間強、休日だと3・4時間練習するチームもありますよね。
で、それに関しては生徒もぐだぐだ言わない…
考えてみると、1試合の倍以上の時間を練習に費やしているわけです。
にも関わらず、こと勉強に関しては完全に認識が変わってしまうわけです。
勉強における「試合」を入試だと考えましょう。まぁ、定期試験でもOKです。
で、高校入試を試合と考えると、その試合時間は5時間弱に及びます。
秋田の場合は英数国が60分、理社が50分ですから、280分…。
そして、この試験はお昼休憩と教科毎の休憩を多少はさむくらいでぶっ通しで続く孤独な戦いです。
サッカーであれば多少自分がサボっても仲間がカバーしてくれたり、仲間が活躍したおかげで勝ったりってのもありますが、
勉強に関しては有りえないですよね。ドラえもんを試験会場に連れて行かない限り…
最初から最後まで、あくまで自分の力でやりぬかなければなりません。
にもかかわらず…
90分の演習ですらやり抜こうとしなかったり、
休日、例えば今日のような場合の13時~22時勉強会では完全に集中力を保とうとすらしない子も目につきます…
何故なんだろうかって…僕は思うんです。
部活なら試合時間の3倍でも4倍でも、時には5倍でもやるのに、
勉強になると試合時間と同じ時間すらやろうとしない…
その時間を維持させる集中力も必要だし、勉強スタミナも必要なのにそれをつけようとしない…
スポーツなら部活の他に「自主トレ」まで行うのに、
勉強では「塾でやったから良いんだ」とか、偉そうに保護者さんに抜かしたり(笑)
おいおい…
完全に勉強を甘く見てんでしょ?と。
僕はそう思うわけです。
スポーツを経験している子なら絶対に分かるはずです。
上達するのにどれだけの苦労が伴うのかを。
どれだけの時間を費やし、練習を重ね、それでようやく自分の技術向上に至るのかを。
しかも、スポーツにはやり過ぎによる「故障の危険」が常に付きまといます…
じゃあ、勉強は?って話です。
勉強だって時間かかるはずなのに、何故か勉強になると「短時間で集中して」とかいう体の良い言葉が繰り出されたり、
勉強だって練習を繰り返す必要があるのに、何故か「そこはもうやりました」とか、出来るようになってもいないのにそれで良しとしてしまったり…
しかも、勉強はどれだけやっても故障の危険性もないし、己の賢さが向上するのみ。
勉強だけ出来りゃあいいってもんじゃない…
それもまた事実ですが、勉強出来りゃあ己の人生の選択肢が広がるってのも又事実なんです。
結論
何が言いたいか?
部活で試合の時間の倍できるんなら、勉強だってできるでしょ?ってことです。
君の気持ちさえあれば。
試験時間5時間…
最低この時間は持たせるだけの勉強スタミナは必要なんだって気付いてますか?ってことです。
そんなに長い時間やったって勉強なんて持たないだろうに…
そりゃあ、やってもいない、本気の努力を勉強に捧げたことが無い人間だから言えることだと僕は思っています。
やるのかやらんのか…
決めるのは君です。
そして、どうせやるなら…
本気でやった方が楽しいに決まってます。
がんばれ、君!!