苦しい時こそ未来の糧に

今日は授業も終わって、さてこれから講師MTに入ろうか…と思っていた矢先の変質者出現情報。

僕も生徒が良く通る道をパトロール(?)に出て、その後教室に戻って、あれやこれやで今に至っております。

明日以降、随時全生徒に伝えますが、自転車通塾生は本当に帰り道用心して下さい。

特に女子生徒は、あくまで「自宅の方向が一緒な生徒」と出来る限り帰宅して下さい。家の方向が違うのに一緒に帰宅してとかはやめて下さいね…

さて、表題の件です。

今週から一気に「夏」のような暑さとなっています。

恐らく、部活動による疲労も一段上がってしまうことでしょうし、それにより自分に対しての言い訳がしやすい状況となっていることでしょう。

でもね…

僕が経験上断言できるのは、苦しい「今」こそが、後々の自分を助けてくれるってことです。

塾生は耳タコでしょうが…

僕が今こうして塾講師をしていられるのは、間違いなく「大学入試」の時に思いっきり苦しい経験をしたからです。

もう、地獄のような日々(笑)。

朝5時位に起きて準備して、学校に行って朝勉。

授業前は、小論文を2日に一回国語の先生に持って行って添削を受け、その後授業。

授業後は補習を受けて、帰宅後はダッシュでご飯を食べて、自宅でない場所へ移って勉強再開。

3時頃帰宅。

で、5時起床…

いやね…

うそつけ!

って思うかもしれませんがね…ホントです(笑)。

一応過去ブログにも書いたことありますが、本当なんです。

インターハイの県予選で、敗退が決まったその翌日…

高校入学当時は学年超上位だったのに、高校3年夏には真面目な話で学年下位(定期考査だけはがっちり取ってましたが、模試はリアル下位でした)まで学力が低下し、

志望大学へ合格するには偏差値を半年ちょっとで15上げなければならないという状況下で僕の大学入試の勉強は始まりました。

で…

上に書いたような生活を毎日…

リアルに、毎日…

友達には「あいつ、アホか」という奴まで出る始末で(笑)、生活が本当に激変しました。

当然、苦しいなんてもんじゃないですが、

僕の家は決して裕福ではなかったので大学は授業料を自分で何とかしなければならない…

しかも、福祉を勉強できる大学に行きたい…

となると、やっぱりやるしかない…

本当に苦しくて、投げ出したくて、何度涙がちょちょ切れたことか…

でも、です。

でも、その日々があったから倍率が20倍を超えていた大学にも奇跡的に合格し、

その大学で「家庭教師」という勉強を教える仕事を経験でき、

その経験から塾を創りたいと想い、

今に至るわけです。

その、勉強に懸ける日々が無かったら、とてもじゃないですが小学生・中学生に学習指導をするなんてできなかったでしょう。

確実に。

でも、そんな苦しい日々があったから…

こんなに幸せな「今」があるわけです。

当時は…あんなに苦しくて、あんなに投げ出したくて、それでも何とか何とか投げ出さず…

そうして、そんな過去の苦しい日々の土台があって、僕には今があるんです。

だからね…

やっぱり今苦しい中学生は、そんな状況下だからこそ頑張るべきだと思うんです。

絶対に、今の努力の日々、苦しい日々は後々君に返ってくるんです。

苦しいと思ったことは全部そう…

中学入学当初本当に足が遅かった僕は、短距離は速くなれないという話を聞いて、「じゃあ、長距離のスタミナを…」と思って毎日走り続けました。

当然、苦しかった。

走りたくない日もあった。

でも、そんな中でも走り続けた結果どうなったのかというと、

学校の駅伝の代表にまでなった。

その後、高校では…陸上部よりも速くなれた。

自慢とかじゃなく、

ちゃんと頑張り続けたことで僕はそれだけ「ギフト」を貰えたよって、

だから、そのギフトを君も受け取れるように頑張ってほしいんだよって、

そういう話なんです。

苦しい時こそ、君は成長する機会を得ています。

前進する為に…

「今」頑張りましょう。

さて…

帰るか…