志願倍率について
本当は昨日書きたかったんですが、そういう気分になれなかったので、補習前の少しの時間ですが書きます。
ちょっとだけ。
僕が思うのは、自塾生の志願校倍率についてではありません。
そんなん、ある程度の予測が立つわけですし(南の倍率は意外でしたが)、
点数的に中央高校未満の高校の倍率が高くなることは後期の撤廃からも明らかだったわけです。
自塾生にも、倍率が高かろうが低かろうが、
自分と圧倒的にかけ離れたレベルの中学生との競争ではないのだから、
そこに一喜一憂するなとは言い続けてきましたし。
ただ、問題は…
県北、県南、由利地区でしょう。
なぜこの定員割れ状況が最初から分かっているのにもっと大幅な定員削減を行わないのか?
そして、
なぜ毎年高倍率になっている高校の定員が削減されるのか?
その地区のトップ校…
県内でも有数の進学校と言われる高校が2校とも定員割れなどという状況があって良いモノなのか?
後期撤廃のパブリックコメントも読みましたが、到底(僕は)納得できるものではありませんでした。
僕自身は今でも後期撤廃には反対ですし、そもそも定員の調整をどういう背景から、
どういう目的で行っているのかも分からない。
秋田県は教育委員会のHPも一見充実しているようですが、HPからはたどり着けず(僕だけかもしれませんが)、
様々な検索ワードでひっかけて初めて入手できる情報も多いです。
平成25年度用の数学の入試解答用紙のサンプルもそうですし…
とにもかくにも…
来年度以降の県北部、県南部、由利本荘地区の定員は早急に手を打たないと、確実に全入という状況になります。
秋田市周辺の中学生とそれ以外の地区の中学生のハンディがでかすぎます。
何とか、何とか対策を講じないと、
高校入試で、受験勉強で得るものが無い中学生がどんどん増えていくのではないでしょうか?
その頃には…
中学までは学力が高いのに、その後は…
なんてことも言ってられなくなるように思います。
何とか・・・
対策を講じてほしいと切に願います。