それは本当なのでしょうか?

さて…

今日もあっという間にこの時間…早いですね、本当に。

そして、表題の件です。

毎年の事なのですが、この時期…つまり学校の三者面談時期に心を折られた状態で教室に来る子がいます。

今年も数名…中には涙を浮かべながら…

確かに、現状の数字で見れば厳しいというのは分かります。というか、そんなのはわざわざ学校の先生に、僕に言われなくとも分かってます。

彼らは、彼女らは…

ただ、だからこそ必死こいて勉強に打ち込んでいる。

だからこそ、犠牲を払って我慢して、勉強に懸けている。

そういう中学生の気持ちを「○○高校は□□点必要だから無理です。」なんて、そんな簡単な言葉で片付けて良いのかなって、僕は本気でそう思うんです。

しかも、その数値が高い…

いや、努力が欠けている故に、ここから先の伸び幅も期待できない子ならわかります。

でも、本気で頑張っている子に必要以上にプレッシャーをかけ、気持ちをへし折る必要はあるのだろうかって…

実際、今年の実テ…少なくとも9月実施、10月実施の回で言えば県のトップ校でも基準は450点にはなりません、絶対に。

400点でもちゃんと合格ラインに乗ってくるでしょう。

いや…僕の中では400点切っても十分可能性があると思っています。

実際自分で解いての感触、学校の平均点、そういう諸々の状況を全て踏まえてです。

でも、何故か450点必要だとか、○○高校も無理だとか言われて必要ない落ち込みをして戻ってくる生徒がいるわけです。

分かっているんですか?と…

彼らの努力の姿を。なんで毎年毎年、こういう沈み方をさせられるのだろうか、と。

しかも、実際合格している…

そういう厳しい話をされた子たちも、毎年毎年、合格しているんです。

なのに…単純に僕は悔しい…

心を折られた生徒は…

あなたが家で晩酌している時間に必死こいて勉強しているんです。

あなたがすでに寝ている時間、必死に眠い目をこすって勉強しています。

あなたが布団と格闘している明け方、既に机に向かっている子も少なくありません。

実際、その辺の大人よりよほど気迫を持って「今」を生きてます。

もう12月になる…

そういう捉え方もあれば、

まだ12月の始め…

そういう捉え方もあります。

本気になってない、なれていない、なる気がないのなら残り時間はもう3か月しかない…ですが、

本気になってここまでやってきたのであれば、まだまだ3か月もある、なんです。

実際僕は目撃してきましたから…

歴代の、本気の努力をした受験生の超上昇カーブを…

時に厳しい言葉も必要だと思います。

時に現実を伝えることも必要でしょう。

でも、そこには適切な見極めとタイミングが絶対に必要だと思います。

頑張れば簡単に上がるものでしょうか?点数は。

短期間でがっつり上がるものでしょうか?5教科3年分の学習内容というものは。

苦しんで、

歯を食いしばって、

時には本当に諦めそうになって、

それでも奮起して…

そうやって、心の成長も伴って点数というのは上がっていくもんではないんでしょうか??

それを…

先生と呼ばれる人間が、

そういう子供の気持ちをへし折って、

どうすんですか?

って…

僕はそう思います。

って、こんなことを僕がブログで訴えたところでどうにもならないですね…

だから、彼らを、彼女らを合格に導けるように出来ることを尽くすだけです。

で、絶対に合格発表の後に言いに行かせます…

「先生、先生のあの言葉のおかげで私は頑張れました。有難う御座いました。」って。

サイコウにカッチョ良いじゃないですか、そんな卒業生…

ということで…

合格も不合格も、

君の未来を決めるのは君!

学校の先生だろうが、大統領だろうが決めれるものではない!

じゃあ…

今できることに尽くせ!

ということで、明日も頑張りましょう!